今日は朝からなんだかワクワクしていた。というのも、昨日の夕方、つぼみがたくさん膨らんでいたのを見て、「明日はきっと咲くぞ」と確信していたからだ。朝起きて、まだ寝ぼけ眼のままベランダに出てみると、そこには見事に咲いたカレドニアブルーのあさがおたちが、まるで待っていたかのように並んでいた。数えてみると、なんと十数個も咲いている。こんなに一度に咲いたのは、今シーズン初めてかもしれない。

カレドニアブルーという名前の通り、その花の色は深くて澄んだ青。光の加減によっては少し紫がかって見えることもあるけれど、基本的には海のような落ち着いた青色だ。朝のやわらかい日差しを受けて、花びらがほんのり透けて見えるのがまた美しい。風が吹くたびに、花がゆらゆらと揺れて、まるで小さな青いランプが揺れているみたいだった。

それにしても、どうして今日はこんなにたくさん咲いたのだろう。ここ数日は天気も安定していて、日中はしっかり日が当たっていたし、夜は涼しくて過ごしやすかった。もしかしたら、あさがおにとって理想的な気候が続いていたのかもしれない。水やりも朝と夕方に欠かさずやっていたし、肥料も少し前に追加したばかり。そう考えると、今日の満開は、ちょっとしたご褒美のようにも感じられる。

花の数が多いと、ひとつひとつの個性にも気づきやすくなる。よく見ると、同じカレドニアブルーでも、花びらの形や大きさ、色の濃淡が微妙に違っていて、それぞれに表情がある。中には、花びらの端が少し波打っているものや、中心の白い部分が大きめに広がっているものもあって、見ていて飽きない。写真もたくさん撮ったけれど、やっぱり実物の美しさにはかなわないなと思った。
そして、何より嬉しかったのは、通りすがりの近所の人が「きれいですね」と声をかけてくれたこと。自分が育てた花を誰かが見てくれて、少しでも心が和んでくれたなら、それだけで十分だ。あさがおは朝しか咲かないけれど、その短い時間にこんなにも多くの喜びをくれるなんて、本当に不思議な植物だなと思う。
明日もまた咲いてくれるだろうか。今日のような満開はそうそうないかもしれないけれど、毎朝の小さな楽しみとして、これからも観察を続けていきたい。

