晩夏になると、日差しはまだ強いけれど、どこか風の中に秋の気配が混じってきますよね。そんな季節の変わり目に、庭やベランダに彩りを添えてくれるのが日々草です。暑さに強く、長く咲き続けるこの花は、夏の終わりから秋の初めにかけて、ちょっと寂しくなりがちな景色を明るくしてくれる存在です。私も毎年この時期になると、日々草の元気な姿に励まされている気がします。

日々草は、育て方がとても簡単なところも魅力のひとつです。初心者でも失敗しにくいので、ガーデニングを始めたばかりの人にもぴったり。まず、日当たりの良い場所を選ぶことが大切です。日々草は太陽が大好きなので、できるだけ日光がたっぷり当たる場所に置いてあげましょう。ただし、真夏の直射日光が強すぎると葉焼けすることもあるので、晩夏の今くらいの時期がちょうどいいんです。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。とはいえ、過湿には弱いので、水のやりすぎには注意が必要です。鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出るくらいしっかりと水をあげて、受け皿にたまった水はこまめに捨てるようにしましょう。地植えの場合は、自然の雨に任せても大丈夫なことが多いですが、雨が少ない日が続いたら様子を見て水をあげてくださいね。

また、花がら摘みも忘れずに。咲き終わった花をそのままにしておくと、株全体の元気がなくなってしまうことがあります。こまめに花がらを取り除くことで、次々と新しい花が咲いてくれるので、長く楽しむことができますよ。私は朝夕の水やりのタイミングに日々草の花がらを摘むのがちょっとした日課になっています。そういう小さな時間が、なんだか心を落ち着けてくれるんですよね。
さらに、日々草は色のバリエーションが豊富なのも嬉しいポイントです。ピンクや白、紫、赤など、好みに合わせて選べるので、寄せ植えにしてもとても華やかになります。晩夏の少し物寂しい空気の中で、カラフルな日々草が咲いていると、それだけで気分が明るくなります。
こうして手間をかけすぎずに楽しめる日々草は、晩夏の暮らしにぴったりの花です。季節の移ろいを感じながら、日々草と一緒にゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

