あさがお 観察日誌 11月に咲く奇跡の花カレドニアブルー

2025.11.06

11月に入っても、まだ元気に咲き続けているアサガオ「カレドニアブルー」。普通なら夏の終わりとともに姿を消すはずのアサガオが、秋も深まったこの時期に、まるで季節を忘れたかのように咲いているのを見ると、なんだか不思議な気持ちになります。朝の冷たい空気の中、青紫色の花がひっそりと開いている様子は、まさに小さな奇跡のようです。

このカレドニアブルー、実は夏の初めに種をまいたもの。最初は他のアサガオと同じように、ぐんぐんとツルを伸ばし、葉を広げていきました。9月の終わりには最初の花が咲き、そこからは毎朝のように新しい花が開いて、まさに夏の風物詩といった感じでした。でも、10月の終わり頃から少しずつ花の数が減ってきて、「そろそろ終わりかな」と思っていたんです。

ところが、11月に入ってもツルは元気で、葉も青々としていて、なんだかまだまだ咲きそうな雰囲気。実際、10月に入ってからもぽつぽつと花が咲き続けていて、朝の水やりが楽しみな日々が続きました。そして驚いたことに、11月に入ってもまだ花が咲いているんです。朝晩の気温は10度を下回る日もあるのに、カレドニアブルーはまるでそれをものともせず、凛とした姿で咲いています。

もちろん、夏の頃のように毎日たくさんの花が咲くわけではありません。1日5輪か6輪、それも小ぶりな花が多くなってきました。でも、その分ひとつひとつの花がとても愛おしく感じられます。特に、朝の光を浴びて透けるように咲く青紫の花びらは、寒さの中にある温もりのようで、見ているだけで心がほっとします。

どうしてこんなに長く咲き続けているのかは正直よくわかりません。もしかしたら、今年の秋が例年より暖かかったからかもしれないし、カレドニアブルーという品種自体が寒さに強いのかもしれません。あるいは、毎日欠かさず水をあげていた私の愛情が通じたのかも…なんて、ちょっと都合のいい解釈をしてみたり。

いずれにしても、11月にアサガオの花を見ることができるなんて思ってもいなかったので、毎朝ベランダに出るのが楽しみで仕方ありません。季節外れの花が咲くことで、日常の中にちょっとした驚きと喜びが生まれる。そんな小さな幸せを、カレドニアブルーは私に教えてくれている気がします。

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