バラの花 ドライ

2025.05.31

バラの花って、咲いているときはもちろん美しいけれど、その美しさを長く楽しみたいと思ったことはありませんか?特に、誰かからもらった特別なバラや、記念日に飾ったバラなどは、できるだけ長く手元に残しておきたいものですよね。そんなときにぴったりなのが、ドライフラワーにする方法です。実は、バラの花をドライにするのって、思っているよりずっと簡単なんです。ちょっとしたコツさえ押さえれば、自宅でも気軽にできちゃいます。

まず、ドライフラワーにするバラは、できるだけ新鮮なうちに始めるのがポイントです。花びらがしっかりしていて、まだしおれていない状態のものを選びましょう。花が開きすぎていると、乾燥させる過程で花びらが落ちやすくなってしまうので、少しつぼみが残っているくらいがベストです。そして、茎の部分に余分な葉っぱがついていたら、あらかじめ取り除いておくと、乾燥がスムーズになります。

次に、バラを束ねて逆さに吊るす方法が一般的でおすすめです。風通しがよく、直射日光の当たらない場所を選んでください。日光に当たると、せっかくの色が褪せてしまうことがあるので注意が必要です。束ねるときは、茎を輪ゴムや紐で軽くまとめて、壁やハンガーなどに吊るします。このとき、花同士がくっつかないように少し間隔をあけておくと、カビの発生を防げます。

乾燥にはだいたい1〜2週間ほどかかりますが、気温や湿度によって前後することもあります。触ってみて花びらがカサカサしていたら、完成のサインです。乾燥が終わったら、スプレータイプのヘアスプレーを軽く吹きかけておくと、形が崩れにくくなって長持ちします。これはちょっとした裏技ですが、意外と効果的なんですよ。

また、ドライフラワーにしたバラは、そのまま飾るのはもちろん、リースやスワッグにアレンジするのも楽しいです。インテリアとしてもおしゃれだし、ナチュラルな雰囲気が部屋全体をやさしく包んでくれます。さらに、香りが残っている場合は、ポプリとして使うのもおすすめです。

このように、バラの花をドライフラワーにするのは、特別な道具もいらず、ちょっとした工夫で誰でも簡単にできるんです。大切な思い出を形に残す方法として、ぜひ一度試してみてくださいね。

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