ひまわりの種を蒔いてから、今日でちょうど6日目。毎朝ベランダに出てはプランターを覗き込むのが日課になってきた。昨日までは土の表面にちょこんと顔を出していた芽が、今日はさらに背を伸ばしていて、まるで「おはよう」と言ってくれているみたい。たった1日でこんなに変わるなんて、植物の成長って本当に早いなあと改めて感心してしまう。
今朝の時点で、蒔いた種のうち8割くらいが発芽していた。双葉がしっかりと開いていて、色もきれいな黄緑色。中にはまだ土の中から出てきたばかりで、種の殻を頭にかぶったままの子もいて、それがまたなんとも可愛らしい。こういう姿を見ると、毎日観察するのがますます楽しくなる。
ただ、よく見ると芽の出方に少しばらつきがあることにも気づいた。日当たりの良い場所にあるプランターの方が成長が早く、逆に少し日陰になる場所のものはまだ発芽していないか、芽が小さい。やっぱり日光の影響は大きいんだなと実感。これからはプランターの位置を少し調整して、全体にまんべんなく光が当たるようにしてみようと思う。
それから、水やりのタイミングも大事だと感じた。今の時期はまだ気温が安定していないから、朝晩の冷え込みで土が乾きにくい日もある。だからといって水をやりすぎると根腐れの原因になるし、逆に乾燥しすぎても芽がしおれてしまう。今日は指で土の表面を軽く触ってみて、少し湿っているくらいだったので、水やりは控えめにした。こういうちょっとした判断が、植物を育てる上で大切なんだなと実感している。
また、双葉の形や色を観察することで、健康状態もある程度わかるらしい。今のところ、うちのひまわりたちは元気そうで、葉の色も濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい感じ。茎もまっすぐ上に伸びていて、光を求めている様子がよくわかる。
6日目にして、すでにひまわりとの小さな絆が芽生えてきた気がする。毎日少しずつ変化していく姿を見ていると、自分も何かを育てているんだという実感が湧いてくる。これからも観察を続けながら、ひまわりの成長を見守っていきたい。次はどんな変化があるのか、明日の朝が待ち遠しい。