春の訪れとともに、庭やベランダで植物を育てたくなる季節がやってきました。中でもヒマワリは、育てやすくて見た目も華やかなので、ガーデニング初心者にもぴったりの花です。今回は、ヒマワリの種蒔きから間引きまでの最適な時期と、観察日誌のつけ方について、私の体験を交えながらゆるっとご紹介していきます。
まず、ヒマワリの種蒔きに適した時期ですが、地域によって多少の差はあるものの、一般的には4月中旬から5月中旬がベストです。気温が安定して15度以上になってきたら、そろそろ種をまいても大丈夫。私は毎年ゴールデンウィークあたりに種をまくことが多いです。ちょうどお休みもあるし、天気も安定しているので、作業がしやすいんですよね。
種をまくときは、まず土をよく耕して、ふかふかの状態にしておくのがポイント。ヒマワリは根をしっかり張るので、土が固いと育ちにくくなってしまいます。それから、種は1か所に2〜3粒ずつ、間隔を30cmくらい空けてまくと、後々の間引きがしやすくなります。私はこのとき、日付と天気、気温なんかをメモしておくようにしています。これが後で観察日誌を書くときにすごく役立つんです。
発芽まではだいたい1週間から10日くらい。双葉が出てくると、いよいよ育ってきたな〜って実感が湧いてきます。ただし、ここで油断は禁物。芽が出そろったら、元気なものを1本だけ残して、他は間引く必要があります。間引きのタイミングは、本葉が2〜3枚になった頃が目安。ちょっとかわいそうな気もしますが、1本に栄養を集中させるためには必要な作業なんですよね。
間引きのときも、どの芽を残すか迷ったら、茎が太くてまっすぐ伸びているものを選ぶといいです。私はこの作業の前後にも観察日誌をつけています。たとえば、「5月10日 本葉3枚確認。午前中に間引き実施。残した苗は茎がしっかりしていて葉の色も濃い」といった感じで、簡単なメモでもOK。後から見返すと、成長の記録が一目でわかって楽しいですよ。
こうして種蒔きから間引きまでを丁寧に行うことで、夏には立派なヒマワリが咲いてくれます。観察日誌をつけながら育てると、ちょっとした変化にも気づきやすくなるし、植物との距離もぐっと近くなる気がします。ぜひ、今年の春はヒマワリを育てて、あなただけの観察日誌を作ってみてくださいね。