あさがお観察日誌 1月 種が収穫できた

2026.01.17

種が収穫できた喜びと次回への期待

1月に入り、寒さが一段と厳しくなってきたけれど、ベランダの片隅に置いていたあさがおの鉢をふと見てみると、茶色く乾いたさやの中に、しっかりと黒くてつやのある種ができているのを見つけた。思わず「やった!」と声が出てしまうくらい、うれしい発見だった。夏の間、毎朝のように花を咲かせてくれたあさがおが、こうして最後に種を残してくれたことに、なんだか感動してしまった。

思い返せば、あさがおを育て始めたのは去年の6月。小さな種を土にまいて、水をあげて、芽が出るのを毎日楽しみにしていた。最初は本当に小さな双葉だったのに、ぐんぐん伸びて、つるを巻きながら支柱に登っていく姿は、見ていて飽きなかった。夏には毎朝、青や紫の花が咲いて、朝の光の中でゆらゆら揺れているのを見るのが日課になっていた。

そして秋が深まるにつれて、花の数は少なくなり、葉っぱも黄色くなっていったけれど、それでも最後まで頑張って咲いてくれた。花が終わった後にできたさやが、少しずつ茶色くなっていくのを見守りながら、「ちゃんと種ができるかな」と心配していたけれど、こうして無事に収穫できたことが、本当にうれしい。

手のひらにのせた種は、去年の春にまいたものとそっくりで、でもどこか違うような気もする。自分で育てたあさがおから採れた種だからか、なんだか特別な存在に思える。春には、この種をまた土にまいて、新しい命が芽吹くのを見られると思うと、今からワクワクしてしまう。

もちろん、去年と同じようにうまく育つとは限らないけれど、それでもまた一から育てる楽しみがある。どんな色の花が咲くのか、どれくらい大きくなるのか、想像するだけで楽しい。もしかしたら、去年とは少し違った表情のあさがおが咲くかもしれない。

寒い冬の間は、種を大切に保管しておこうと思う。小さな紙袋に入れて、日が当たらない場所にそっと置いておく。春が来たら、またあのワクワクする瞬間がやってくる。あさがおの種を手にした今、夏が待ち遠しくてたまらない。

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