あさがお 観察日誌 

2025.07.16

今朝もベランダに出て、あさがおの様子を見に行くのが楽しみだった。毎日少しずつ変化していく姿を見るのは、まるで小さな冒険をしているような気分になる。特に最近は、フェンスに絡みつく蔓の成長が目覚ましくて、見ていて飽きない。最初はほんの数センチだった蔓が、今ではしっかりとフェンスに巻きついて、まるで自分の居場所を見つけたかのように堂々としている。

最初に蔓がフェンスに触れたのは、たしか3週間前くらいだったと思う。そのときは、まだ頼りなげで、風が吹くとふらふらと揺れていた。でも、翌日にはしっかりとフェンスの格子に巻きついていて、「あ、ちゃんと掴んだんだな」と思わず声をかけたくなった。それからというもの、毎朝見るたびに少しずつ上へ上へと伸びていて、まるでフェンスを登る小さな冒険者のようだ。

面白いのは、蔓がどの方向に伸びるかを自分で決めているように見えること。光の方向を探しているのか、それとも風の流れを感じているのか、理由はわからないけれど、まるで意志を持っているかのように動いている。ある朝には、隣の蔓と絡まりそうになっていたけれど、次の日にはうまく避けて別の方向に伸びていた。自然の中には、こんなにも繊細で賢い動きがあるんだなと感心してしまう。

また、蔓がフェンスに巻きつくときの動きも興味深い。最初はゆっくりと触れるように近づいて、少しずつ巻きついていく。その様子はまるで手を伸ばして握手をしているようで、なんだか可愛らしい。巻きついた後は、しっかりと固定されていて、風が吹いてもびくともしない。こうして支えを得た蔓は、さらに上へと伸びていく準備ができるのだ。

日が経つにつれて、フェンスの上の方まで蔓が届くようになってきた。最初は下の方だけだった緑のラインが、今ではフェンス全体に広がりつつある。これから花が咲く季節になれば、この緑の中に色とりどりの花が咲いて、もっと華やかになるんだろうなと思うと、今からとても楽しみだ。

こうして毎日観察していると、あさがおの蔓の成長には、ただの植物以上の何かを感じる。小さな命が、自分の力で支えを見つけ、上へと伸びていく姿は、なんだか励まされるような気がする。これからもこの成長を見守っていきたい。

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