あさがお 観察日誌 

2025.06.28

あさがおの観察日誌をつけ始めてから、毎日少しずつ変化していく様子を見るのが楽しみになってきました。種をまいてから数日後、小さな芽が土の中から顔を出し、次々と双葉が開いていく様子は本当に感動的です。でも、順調に育っているように見えるこの時期に、実はとても大切な作業があるんです。それが「間引き」です。

最初は、せっかく芽を出してくれたのに、どうして間引かなきゃいけないの?と少し戸惑いました。全部の芽を育ててあげたい気持ちもありましたが、調べてみると、間引きをしないと根が混み合ってしまって、結局どの苗も元気に育たなくなってしまうそうです。だから、元気な苗を選んで、他の芽を抜いてあげることが、結果的にあさがお全体の成長を助けることになるんですね。

間引きのタイミングとしては、双葉がしっかり開いて、本葉が少し見え始めた頃がベストだと言われています。私の場合は、種まきからだいたい14日くらいでその状態になりました。双葉の色が濃くて、茎がまっすぐに伸びているものを選ぶのがコツです。逆に、茎が細くて頼りなかったり、葉の色が薄かったりする苗は、残念だけど間引く対象になります。

実際に間引きをする時は、手で引っ張ると他の根を傷つけてしまうことがあるので、私は小さなハサミを使って、地面のすぐ上でカットするようにしました。これなら、周りの苗に影響を与えずに済みますし、作業もスムーズです。間引いた苗は、まだ小さいけれど、よく見るとちゃんとあさがおの形をしていて、ちょっと愛おしくなってしまいました。

間引きを終えた後のプランターは、少しすっきりして、残った苗たちがのびのびと育っているように見えました。スペースができたことで、日当たりや風通しも良くなり、これからの成長がますます楽しみになってきました。もちろん、間引きは一度で終わりではなく、成長に合わせて何度か行う必要がありますが、最初のこの一歩がとても大事なんだと実感しました。

これからも、あさがおの成長を見守りながら、必要な手入れをしていきたいと思います。毎日のちょっとした変化に気づけるのも、観察日誌をつけているおかげかもしれません。次はどんな変化があるのか、今からワクワクしています。

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