今年の夏、我が家のベランダで育てているあさがお「青雲」が、ちょっと不思議な咲き方をしていることに気づいた。普通、あさがおといえば朝に花を開き、昼前にはしぼんでしまうイメージがあるけれど、この青雲はなんと、夕方までしっかりと咲いているのだ。最初はたまたまかなと思っていたけれど、何日か観察しているうちに、これはこの品種の特徴なのかもしれないと感じ始めた。

朝7時ごろにベランダに出ると、青雲の花はすでに開いていて、鮮やかな青紫色が朝日を浴びてとてもきれい。花びらの縁がほんのり白くて、まるで空に浮かぶ雲のようなやわらかさがある。名前の「青雲」って、まさにこの見た目から来ているのかも。朝の涼しい空気の中で見る青雲は、なんだか一日の始まりを応援してくれているような気がして、ちょっと元気が出る。

それから時間が経っても、花はしぼむ気配を見せない。昼を過ぎても、まだしっかりと開いていて、午後3時を過ぎてもそのまま。日差しが強い日でも、花びらがしおれることなく、むしろ光を受けてさらに鮮やかに見える。これは本当に不思議で、他のあさがおと比べても明らかに違う。もしかしたら、青雲は日照時間が長い場所に適応しているのかもしれない。
夕方5時ごろになると、さすがに少しずつ花が閉じ始めるけれど、それでも完全にしぼむのは6時近く。こんなに長く咲いてくれるあさがおは初めてで、毎日観察するのが楽しみになっている。特に仕事から帰ってきたときに、まだ咲いている花を見ると、なんだか癒される。朝だけじゃなく、夕方にも花を楽しめるって、ちょっと得した気分。

この青雲のあさがおを育ててみて、植物にもいろんな個性があるんだなと改めて感じた。同じあさがおでも、咲く時間や花の色、形に違いがあって、それぞれに魅力がある。これからも毎日、少しずつ変化する青雲の様子を観察していきたい。もしかしたら、季節が進むにつれて咲き方にも変化が出てくるかもしれないし、それもまた楽しみのひとつ。夏の間、この小さな花との時間を大切にしていこうと思う。

