あさがお 観察日誌 カレドニアブルー まだまだ咲く

2025.10.27

今年の夏も終わり秋が深まってきたけれど、うちのベランダではまだまだ元気に咲いている花がある。それが、カレドニアブルーのあさがお。朝起きてカーテンを開けると、ひんやりとした空気の中に、鮮やかな青紫の花がふわっと咲いているのを見ると、なんだか一日がちょっと特別なものになる気がする。夏の初めに種をまいて、芽が出て、つるがぐんぐん伸びて、やっと花が咲いたと思ったら、もう季節は秋の入り口。でも、カレドニアブルーはそんな季節の移ろいなんて気にしていないかのように、今も変わらず咲き続けている。

この品種の魅力は、なんといってもその色。普通のあさがおよりも少し深みのある青で、光の加減によっては紫がかって見えることもある。朝の光に照らされると、まるでベルベットのような質感に見えて、思わず見とれてしまう。しかも、花の中心に向かってグラデーションがかかっていて、それがまた上品で美しい。毎日同じように咲いているようでいて、よく見ると一つ一つ微妙に表情が違うのも面白いところ。昨日より少し大きく開いていたり、花びらの縁がくるんと巻いていたり、そんな小さな変化を見つけるのが、最近の朝の楽しみになっている。

それにしても、こんなに長く咲き続けてくれるとは思っていなかった。普通、あさがおって夏の盛りに咲いて、八月の終わりにはもう終わりかなって感じになるけど、カレドニアブルーは違う。九月に入っても、まだまだつぼみがついていて、毎朝新しい花が開いている。もしかしたら、気温が少し下がってきたことで、かえって花持ちがよくなっているのかもしれない。暑すぎるとすぐにしおれてしまうけど、今くらいの涼しさだと、花も長く楽しめるみたい。

それに、葉っぱもまだ青々としていて、つるも元気に伸びている。もう少ししたら種ができ始める頃だけど、それまではこの美しさをしっかり目に焼きつけておきたい。季節が変わっていく中で、こうして咲き続ける花を見ると、なんだか励まされる気がする。夏の終わりにちょっと寂しさを感じていたけれど、カレドニアブルーのあさがおが「まだまだ咲くよ」と言ってくれているようで、心が少し軽くなる。そんな風に、今日もまた、ベランダの花に元気をもらっている。

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